心の会計と業務
心の会計。
どこかで耳にしたことはありませんか。
気持ちの面でのキャッシュ・アウトを考えているような感じですね。
これって意外と面白いですよね。
例えば
良く紹介される例としては、主婦がスーパーに買い物に行く例が取り上げられます。
「主婦であるAさんの自宅から歩いて10分のところにあるスーパーXでは納豆が1パック100円。
これに対して、自宅から歩いて30分のところにあるスーパーYでは同じ納豆が1パック50円。」
さて、AさんがもしあなたならスーパーXで買いますか?それともスーパーYで買いますか?
と、適当に作ってみましたがこんな感じですかね。
どう思いますか?
考察
もうこのくらいの話であれば、Aさんの20分の価値が50円に値するのかしないのか、で判断すべき。
そう、考えられると思います。
確かに、10分で行けるところより50円安いから余計に20分かけて買いに行くって無駄なような気がしますね。
でも、実際に同じ状況になったら果たして100円を迷わず買えるでしょうか。
私は、恥ずかしながら50円のスーパーに買いに行ってしまうと思います。。
現実問題
先ほどの例は、使いまわされている例なので、あるべき解答がこのような感じとすぐ思い付くと思います。
しかし、現実世界において我々は実際にそのように動けているのでしょうか。
「Aさんがゼロから始めて、年商1億円に育てた会社があるとします。
Aさんは経費の扱いにも厳格であり、たとえ突発的な支払い、例えば突然お客様にご訪問することになり、手土産を購入することになった。取引先との重要な会議に遅れそうなのでタクシーを利用した。
このような場合、たとえ金額が1,000円であろうとも、事後的でも良いので役員までの承認を必要とする稟議書の作成を義務付けていました。」
このようなケースありませんか?
また、次のようなケースもありませんか?
「A社では情報を収集し分析するために、エクセルなどに入力する必要があります。
これらエクセルに入力するにはかなりの時間を要しますが、伝統的にこの作業を行う担当者はそれを自分ですべて入力していました。」
初めのケースの場合、1,000円のための稟議書を担当者が1時間作成し、複数の役員の方が10分程度確認するようなことになります。
これって確かに厳密ですが、非常に無駄な感じしませんか?
1,000円のために月額20万円もらっている担当者の1時間及び月額100万円もらっている複数の役員の10分を足し合せたら、簡単に1,000円は超えてしまうのではないでしょうか。
2つ目のケースの場合も、入力作業という単純作業、これはもうロボットや外注するなどした方がよほど効率が良いですよね。
でも、1つ目のケースや2つ目のケースが行われているのです、実際の世界では。
不思議ですね。
そこで
私思うのですが、今ちょうど働き方改革を進めていますよね?
これに便乗して、この際だから業務も見直してみたらどうかな~、と。
そこで、私自身業務を見直すことにしました。。。
見直すほどの業務がない~~_(┐「ε:)_
まとめ
私には程遠い世界でしたが、一度業務の見直しをしてみるもの一つの手ではないかな、と思う今日この頃でした。