財務・経理部に配属された!会計に必要な資格はあるの??

 

財務経理部に必要な資格とは?

財務・経理部に必要な資格って何だろう、一体何をやっておけば良いの?
何やら勉強しないといけないことがたくさんありそうだよ~。。

たんころ

財務・経理部に必要な知識だね。これから紹介する3つの資格があれば大丈夫!

たんころ

まず、財務・経理の基礎である簿記を知っておく必要があるよ。
これから紹介する3つの資格は、すべて簿記を勉強するには打ってつけの資格なんだ。

財務・経理部の仕事

まず、財務・経理部で実務上やっていることを紹介します。
どのようなことを実務では行っているのか、イメージを持った方が分かりやすいと思います。

なお、会社によってそれぞれ呼び方は違っていますが、基本的にやっていることは同じです。
経理部、財務・経理部、主計部、ファイナンス部などなど、いっぱいありますね。

財務を管轄している部署(財務部)

財務部ではファイナンス系を受け持っているところが多いです。
つまり、ものすごくざっくり言うと、資金繰りを管轄している、ということです。

会社が適切に運営されるため、一体いくらの資金が必要なのか。
資金をどうやって調達してきたらよいのか。

などなど、将来を見据えて資金繰りを行う部署になります。

なるほど!財務は資金繰り、ファイナンス系なんだね!

経理を管轄している部署(経理部)

一方、経理部ではまさしく伝票系を扱っている部署になります。
金融系の会社だと、主計部などと呼ばれたりしていますね。

イメージとしては、経理部は過去の実績をきちんと把握する部隊。
そのため、経費精算や月次の業績集計などを行っています。
同時に、決算では決算書の作成などを手掛けています。

さらには過去の実績を分析し、経営者へ改善提案を行うなど。
過去から将来を見ている部署になります。

必要な3つの資格!

日商簿記検定3級

こちらはどこかで聞いたことがあるかもしれません。
簿記は会計の基礎の基礎。

これを勉強するのがまずは第一歩になります。
こちらは経理系の人でなくても、基本的な知識として重要ですね。

合格率:40~50%くらい

時期:6月、11月、2月の年3回

勉強時間:70~100時間程度

1ヶ月毎日3時間勉強して、合格できるレベルですね。
実際社会人でしたら、2ヶ月くらいを目途に勉強するのが現実的かも。

合格率がちょっと低く見えるかもしれません。
申し込んだけど仕事等で受けられなかった方もいます。
そのため、実際に受けた方で計算すると合格率はもう少し高いみたいです。

日商簿記検定2級

こちらも言わずと知れた簿記2級ですね。

3級の商業簿記に加えて、工業簿記の問題が入ってきます。
工業簿記は製造業の方には勉強しておいて損はないと思いますよ!

ただ、それなりの難易度になってくるため、しっかりとした対策が必要。
余裕を持って6ヶ月程度を目安に勉強されるのが良いと思われます。

合格率:10~30%程度

時期:3級と同じ、6月、11月、2月の年3回

勉強時間:200~300時間程度

米国公認会計士(USCPA)

こちらも言わずと知れたUSCPAですね。

え?いきなり??無理でしょ~

たしかに、決して楽ではありません。
でも、ものすごくお勧めです!

合格率:45~55%程度

時期:3の倍数月を除く月(1,2,4,5,7,8,10,11月)

勉強時間:3,000~4,000時間

TOEIC:600~800点くらい

簿記2級と比較しても、数段レベルが上になっています(;^ω^)

でも、USCPAを持っている私が保証します!それ以上のメリットはあります!

最近密かに思っていることがあるのです。
ここだけの話、日本の公認会計士の資格取るよりも、実はUSCPAの方が良いいんじゃない?って。

そこで、勝手に独断と偏見でその理由、USCPAのメリットを列挙します!

その1:そこそこの知名度がある!
これ、結構重要です。
なぜなら、社会で認知されている=評価されている。
つまり、就職にせよ、転職にせよ、決してマイナスにはならない!

その2:パスポートになる!
これもまた超重要です。
なぜなら、コンサル会社や会計事務所に入るにも使える。
特に、監査法人は公認会計士の資格を持っていないと入れない、と思われがちなのです。
しかし!実はUSCPAでも入ることができるのです。
(ただ、監査報告書にサインすることはできません。。)

そして、監査法人は周りがみんな公認会計士だから、会計士の資格に価値がないのです。
でも、USCPAは周りと少し違います。
なので、ニッチ!自動的に差別化が図れてしまうっていう算段です(^^♪

その3:英語ができる!(と、少なくとも周りは見てくれる)
そうなるとどうなるか?
実際それほど英語が出来なくても、ある程度英語の仕事が振られる。
それをこなす、振られる、こなす、振られる・・・・

で、気が付いたらそれなりに出来ているではありませんか!
仕事を通じて英語の勉強を出来てしまう、これまさに一石二鳥!

他にももっと色々ありますが、長くなるのでここでやめますね(;^ω^)
でも、本当にUSCPAはお勧めです!

どうやって勉強するの?

でも、いったいどうやって勉強すればよいのかな…

やり方は人によってそれぞれ。自分にあったやり方が一番だよ。
でも、基本的に「独学」か「資格学校」を利用する方法があるね

独学派

必要な教材を揃えて、自分で勉強する派ですね。

今までの経験上、自分で進めた方が良いという方にお勧めですね。
自分の好きなペースで進められるので。
じっくりと腰を据えてしっかりできますね。

特に、日商簿記検定3級は独学でも良いと思います。
いきなり専門学校に通うのもハードルが高いと思われるので。

資格学校を利用する派

社会人の方には資格学校、専門学校を利用することをお勧めします!

確かに費用が掛かってしまいますが、要点を押さえての勉強が可能となります。
時間の節約になると思います。

ただ、2級以降は独学よりも学校を利用した方が効率的だと個人的には考えます。
もうUSCPAに至っては独学は結構難しいかと思われます。

まとめ

如何でしたでしょうか。
財務・経理部に必要な知識はたくさんあります。
でも、上でご紹介した通り、ステップを踏んでいけば何とかなります。

このブログでも会計、簿記の基礎の部分を取り扱っていますので、ぜひご覧ください(^^♪

これら以外にも記事がありますので、ぜひご覧ください!

そして、しっかりとした会計の知識を身に付けて、財務・経理部で大活躍してしまいましょう!!

よ~し、明日から早速勉強するぞ~!そして、経理部の王になる!

経理部に王様はいらないと思うけど…

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