NISA口座を開いたら、まず何をすればいい?
徐々に夏が終わりを告げ、秋に変わりつつある今日この頃ですね。
あれだけ暑かったのに、今では薄い上着を羽織らないと肌寒い日になっています。
お互い風邪など体調を崩さないように気をつけて過ごしましょうね(^.^)
前回は「NISA口座はどこで開く?初心者向け証券会社の選び方と注意点」をご紹介いたしました。
こちらを踏まえて、証券会社を決め、口座を開かれましたでしょうか(^^♪
いよいよですね!ドキドキ
でも、ちょっと待ってください。
「証券会社を決め、口座の開設した。…でも、、次は何をすればいいのでしょう??」
そんな声が聞こえてきそうです。
今回は前回の続きとして、
- 口座開設後にまず確認しておきたいこと
- 最初の一歩をどう踏み出すか
について、整理してみたいと思います!(^^)!
私自身は前の記事でお伝えした通りマネックス証券で口座を開いています。
ですが、この記事では特定の証券会社に偏らず、どの会社でも共通して大切になるステップを中心にご紹介します。
操作方法や画面の見方は証券会社ごとに異なりますが、「何をすればいいのか」「どこを見れば安心できるか」は、どこの証券会社でも共通しています。

クリックできる目次
ステップ1:マイナンバー提出状況を確認しよう
実はNISA口座を開設しただけでは、まだ投資は始められません。
最初に確認すべきなのが、マイナンバーの提出状況です。
証券会社によっては、口座開設時にマイナンバーの提出が完了していないと、NISAの利用が「仮登録」のままになっていることがあります。
この状態では、つみたてNISAや新NISAの非課税枠を使った投資ができないため、必ず提出状況を確認しておきましょう。
例えばマネックス証券の場合ですと、ログイン後の「口座管理」画面にて、提出状況や登録完了のステータスが表示されます。
他の証券会社でも「NISA口座の利用状況」や「税務署登録状況」などの項目があるので、まずはそこをチェックですね(^^♪
- 提出が未完了の場合は、スマホでマイナンバーカードを撮影してアップロードするだけで完了できます。
- 登録完了までに数日かかることもあるので、早めの確認がおススメ(^^♪
ステップ2:つみたてNISA対象の商品を探そう
口座が使えるようになったら、次は「何を買いましょうか?」を決めるステップになります。
いやでも、そうは言うものの商品、たくさんありますよ💦
という、感じになりますよね。
そこでまずは、「つみたてNISA対象商品」だけに絞って探すのがおススメです。
証券会社の検索画面には、「つみたてNISA対象」「新NISA成長投資枠対象」などの絞り込み項目があります。
これを使えば、制度に対応した商品だけを一覧表示できるので、初心者でも迷わず選べます。
例えばマネックス証券では、「ファンド検索」画面で「つみたてNISA対象」にチェックを入れるだけで、対象商品が絞り込まれます。
楽天証券やSBI証券でも、同様のフィルターが用意されています。
- 商品名だけでなく、「信託報酬(手数料)」「運用期間」「純資産残高」なども一緒に表示されるので、比較しながら選ぶことができます。
- 迷ったら、「eMAXIS Slimシリーズ」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド」など、人気のある低コスト商品から見てみるのも一つの方法です。
個別株やETFを探したい場合は?
新NISAでは「つみたて投資枠」だけでなく、「成長投資枠」も利用できます!(^^)!
こちらでは、個別株やETFなども購入対象になります。
証券会社の検索画面では、「NISA対象銘柄」や「成長投資枠」といったフィルターを使うことで、制度に対応した銘柄だけを表示できます。
例えばマネックス証券では、「銘柄スクリーナー」や「ETF検索」などの機能を使って、業種・配当利回り・時価総額などの条件で絞り込むことができます。
- 初心者の方は、まずは「ETF(上場投資信託)」から見てみるのもおススメです。分散投資ができ、信託報酬も比較的低めです。
- 個別株は値動きが大きいため、まずは少額から始めるのが安心です。
ステップ3:積立金額と頻度を決めよう
商品が決まったら、いよいよ「いくら買うか」を決めるステップになりますね。
とはいえ、投資が初めての方にとっては、「月にいくらが適切なのか」「毎月かうべきなのか」など、迷うポイントが多いですよね💦
まず結論から申し上げますと、月1,000円~1万円程度から始めることをおススメいたします。
なぜかと申し上げますと、このくらいなら安心だからです。
つみたてNISAでは、少額からでも非課税枠を活用できるため、無理なく続けられる金額を設定することが何よりも大切です!(^^)!
- つみたてNISAの年間上限は「つみたて投資枠:120万円(2024年まで)➡新NISAでは年間360万円(成長投資枠含む)」ですが、満額を使い切る必要はありません。
次に、積立頻度についてですが、証券会社では「毎月」「毎日」「毎週」などの選択肢がありますよ。
初心者には、まずは「毎月積立」がおススメです!(^^)!
- 毎月積立:シンプルで管理しやすく、給与との連動もしやすい
- 毎日積立:価格変動の平均化(ドルコスト効果)が期待できるが、やや上級者向け
- スポット購入(都度買い):自由度は高いが、タイミング判断が必要
例えばマネックス証券では「積立設定」画面で金額と頻度を選ぶだけで、翌月から自動で買付が始まります!
楽天証券やSBI証券でも、同様の設定が可能です。
- 積立設定はいつでも変更・停止できます。まずは続けられる金額で始めてみましょう(^^♪
ステップ4:ポイント連携の設定を確認しよう
NISAを始めるなら、「ポイント投資」も活用しない手はありません!(^^)!
証券会社によっては、クレジットカードや共通ポイントと連携することで、なんと投資信託の積立に対してポイント還元が受けられます。
こ、これは、お得!!!(^^)!
またしてもマネックス証券のたとえですが、マネックスカードで積立を行うと、最大1.1%のVポイント還元が受けられます!
楽天証券なら楽天カードでの積立により、最大1%の楽天ポイントが付与されます。
SBI証券では、三井住友カードと連携してVポイントが貯まります。
- 積立金に応じて毎月ポイントが付与されるため、実質的な利回りアップですね!
- 還元率や対象商品は証券会社によって異なるため、事前に確認しておくことをおススメします!
設定方法は、証券会社の「積立設定」や「ポイント連携」画面から行えます。クレジットカードの登録や、ポイントサービスとの紐づけが必要になる場合もあるので、口座開設後に早めに設定しておくと安心ですね(^^♪
注意点:ポイント投資の落とし穴に注意
- ポイント還元対象外の商品があります
➡一部のファンドはポイント対象外になることがあります。還元条件を事前に確認しましょう。 - カードの利用限度額に注意が必要です
➡積立額が大きいと、カードの利用枠を圧迫する可能性があります。 - ポイント付与のタイミングが遅れることもあります
➡月末締め・翌月付与など、タイミングは証券会社ごとに異なります。
ステップ5:購入後の確認方法と、続けるための習慣づくり
初回の積立設定が完了したら、いよいよNISAでの投資がスタートします!
ところが、これで終わりではありません!
買った後、どう確認すればよいのか、続けるにはどうすればいいのか、ということが不安になりますよね💦
まずは、運用状況の確認方法を知っておきましょう。
- 証券会社のアプリやWEBサイトにログインすると、「保有商品一覧」「評価損益」「積立履歴」などが確認できますよ
- マネックス証券では「資産状況」画面にて、現在の評価額や損益が一目で分かります!
- 楽天証券やSBI証券でも、アプリでの通知設定やウィジェット表示が可能です
初心者の方は、月に1回程度の確認で十分ですよ(^^♪
頻繁に見すぎると、値動きに一喜一憂してしまい疲れてしまいますからね。
継続するためのちょっとした工夫
NISAは「長期・積立・分散」が基本です。続けるためには、習慣化と安心感が大切です。
いつもハラハラドキドキするのは楽しいですが、それがずっとですと気持ちが疲れてしまいますからね💦
- アプリ通知をONにする:買付完了や評価額の変動を自動で知らせてくれますよ
- 積立設定を「自動」にしておく:毎月の手間がなく、忘れずに続けられます
- 家計簿アプリと連携する:資産の推移を可視化でき、モチベーション維持につながります
- 見ない勇気も大切:長期投資では、短期の値動きに惑わされないことが成功の鍵です!(^^)!
まとめ
如何でしたでしょうか?
NISA口座の開設は、資産形成の第一歩です!
そして、そこからどう動くか、も大切です。
今回の記事では、初心者の方が迷わず進めるよう、以下の5つのステップをご紹介しました。
- マイナンバー提出状況を確認する
- つみたてNISA対象の商品を探す+個別株やETFも
- 積立金額と頻度を決める
- ポイント連携の設定を確認する
- 購入後の確認方法と、続けるための習慣づくり
どれも難しい操作は不要です。
困った時には各証券会社のマニュアルを見れば、すごく丁寧に説明してくれているので分かりやすいです!(^^)!
一番大切なことは、
少額でも、毎月でも、ポイントでもちょっとづつ、自分のペースで一歩づつ!
次回も色々ご紹介したいと思います。
一緒に資産形成していきましょう!
スモールステップですが、一歩から!