賃料と管理費、どうやって決める?相場はどのくらい?
家賃と管理費の設定、これ、いざやってみようとするとすごく難しいです(T_T)
家主としては、出来るだけ高い方が良い。これでローンの返済もできる!
一方、入居者としては、安い方が断然良い!
この2つの相反する部分に落としどころを見つけるしかないです。
設定を失敗したら入居者が決まらず、空室になってしまう。
でも、家賃と管理費を安くし過ぎてしまうと、返済できない💦
このジレンマに少しでもお役に立てればと思い、家賃管理費の設定方法についてお伝えしたいと思います。
この記事でわかること!
- 家賃と管理費を決める時に踏まえるべき事項
- 結局、家賃と管理費は立地、築年数等々もろもろの条件の中で自分で設定するしかない
家賃と管理費の相場を把握する
相場!
株式市場じゃないですよ。
周辺の同じような賃貸物件の賃料・管理費がいくらなのか?
それを調べることが第一ですね!(^^)!
周辺の相場から大きく乖離してしまうと、売れ残ってしまう可能性がありますね(;^ω^)
相場を把握する時に以下に留意すべきですね。
- 立地(駅徒歩○○分、周辺の状況(スーパー、病院)、治安、坂道など)
- 構造(鉄骨鉄筋コンクリートなのか、木造なのか等)
- 間取り(1K、1LDK、ロフトなど)
- 面積(○○㎡)
- 設備(独立洗面台、エアコン、オートロック、防犯カメラ、インターホン、宅配ボックスなど)
- 敷金、礼金
- 築年数
- ネット環境、テレビ環境
これらを意識しながら、自分の賃貸物件と比較するのが良いです(^^♪
特に立地とか構造などはなかなか動かしにくいですが、設備であればアピールできるかもしれません!
そこで、特に以下については強いアピールポイントになるのではないか、と私は考えています。
■ネット無料(少なくともネット速度が下がらないような工夫がなされている)
⇒これはますます重要になってくると考えます。
2020年今でさえ5Gが導入され、大量・高速でのデータ通信がなされています。
今後もこの流れは止まらないと想定され、そう考えると、ネット環境は重要です!
■オートロック、防犯カメラ
⇒セキュリティー面ですね。
女性一人暮らしでしたら、なおさらセキュリティー面が重要です。
■宅配ボックス
⇒COVID-19、つまりコロナ禍において通販は重要です。
通販の需要が増える中で、宅配ボックスがあった方が何かと便利ですよね(^^♪
近所の不動産屋さんに聞いてみる
不動産のプロである不動産屋さんに確認する。
実際に不動産屋さんに赴いて、同じような物件の賃料を聞いてみる。
また、管理業務を委託しようとしている不動産屋さんに調査してもらう。
私の場合は三井ホームさんに周辺の賃料調査を実施してもらいました。
(これは無料でやってくれます(^^♪)
また、工事業者を選定する際に、住友林業さんともお話をしていましたが、こちらも無料で周辺の家賃相場、立地や大体の設備からの予想賃料を算定してくれました。
考慮すべき事項
賃貸経営を行う上で重要なことは入居者の確保。
そして入居者の確保をするためには、それだけ人目に触れる必要があります。
一方、入居者としては、ネットで家を探すことが一般的ですね。
となると、ネットで検索した際に、検索に引っかかるようにしないといけないですね!
賃料以外ですと、駅徒歩○○分とセキュリティー面などが重視されると思います。
賃料でしたら、「○○万円以下」とかで検索されると思います。
従って、相場よりもあまり高く設定してしまうと、検索から漏れてしまう可能性が高まります💦
でも逆に、低すぎるのも自分の首を絞めてしまうことになります。
それに築年数が経過すると、その分減額する可能性も出てくるため、低すぎると致命的になります。
本当は適正家賃が9万円のところ5万円である場合、大家としては経営上苦しいですね(;^ω^)
(まぁ、入居者にとっては嬉しいことだと思いますが(^^♪)
そのため、やはり相場や状況に応じた適正家賃を決定するのが良いですね。
ただ、その「適正」という部分が非常に難しいですが💦
結局は自分で判断するしかないですね(;´Д`)
これも、経営、の醍醐味なのかもしれませんね。
まとめ
正しい、適正家賃がいくらです、と明確には言えません。
設備や立地によって、高いと感じるかた、安いと感じる方、人によって異なります。
需要と供給、さまざまな要因によって変わってきます。
そのような中で、自分がベストと思う家賃を決定する。
難しいです💦
ですが、上記をご参考頂き、出来るだけ「適正な」と思われる家賃を設定しましょう。
そして、入居者も家主もwin-winな状態になるようにしましょう(^^♪