メモを使って考えよう!

個人的な人生のテーマの一つです。
それは考えること!

自分の頭で考えているのだろうか。
考えていないよう気がする。
具体的には↓のような感じです。

  • 世の中の動きに対して、へぇ~、ふ~ん、でそのまま流してしまっている
  • まぁ、こんな感じかな、と適当に済ましてしまっている
  • じっくり考えたいけど、どうやれば考えられるの?

考えているようで、ほとんど考えていないのではないかという状況。

そんな時に読みたい本がこちら!

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■この記事を書いた人

子育てをしながら一人合同会社を設立してみて日々の生活に奮闘している「ころ」です。

全体概要

著者

著者は「下地寛也(しもじ・かんや)」さん。
コクヨに入社され、5年間顧客対応でご苦労された後に、「働き方とオフィスのあり方」を提案する業務に従事し、才能を開花させる。以来、行動観察、デザイン思考、ロジカルシンキング、リーダーシップなど、働く人の創造性と生産性を向上させるスキルやマインドの研究を続け、これまでにビジネス書を10冊以上出版。常にメモを取りながら、自由で豊かな働き方を実践するためのアウトプットを続けている方です。
まさに、メモを通じた考えるプロ、ですね(^^♪

あらすじ

「どうすれば自分らしく考えられるようになるのか?」をテーマした本です。

巷ではMBA的なロジカルシンキングが流行っています。
流行っているがゆえに、だれでもみんなロジカルシンキングに沿って考えます。
つまり、似たような答えになってします。

一方で、自分なりの答え、自分なりの考えを示すことが求められる場面もあると思います。
また、自分のキャリアも自分で設計する時代となりつつあります。

このような現代において大切なことは、

「考えるべきテーマに対して自分の経験や知見と照らし合わせながら、

何かを感じとり、何かに気づき、そこから思考を深く探究しながら、オリジナリティのある視点を加えた自分の答えを出すことです。」

このような仕事における創造性やキャリアを考える上で有効なのが「考えるためのメモ」のスキルを身につけることになってきます。

この本では、

正解のない問いに対して、自分らしい答えを出す力をみにつけるためのメモの技術

が書かれています。

たしかに、仕事もプライベートも充実させたいと考える中で、メモの技術は必須ですね!
ということで、今回はこちらの本のご紹介をしたいと思います!(^^)!

メモは学校では教えてくれない技術

学校では板書を一生懸命ノートに写してきました。

でも確かに恥ずかしながら、自分から意識的にメモを取る、ということをしていなかったような気がします(;^ω^)

このような状態でメモを取ることが、大切と言われても。。
ということにも、回答を示してくれています。

メモには3つの種類があります。

すべてを記録する記録のためのメモ
⇒あったこと、言われたこと、やること等すべてを記録するためのメモ、ですね。

インプットメモ
⇒本やセミナーの内容や参考になるものを記録するメモ。

アウトプットメモ
⇒自分の状況を整理、分析するために書くメモ。

この3つのうち、②と③が重要と著者は述べています。
まさに、私なんか①で留まっています(-_-;)

いきなりゴールを目指さない。一度、知識の血肉化のつもりでメモをとる

メモした情報の5%使えればいいやという気持ちで書くことが大切だそうです。

そこでのポイントは、

①メモの基準を持つ
②箇条書きで抜き書きする
③気づきを加える

この中で個人的には①メモの基準を持つ、が大切だと感じました。
でも、そもそも何をインプットメモすれば良いのか?がすごく気になりました。

インプットメモ

自分にとって意味のある情報だけがノートに積み重なる。
「活用したい情報」「面白いと感じる情報」をピックアップして収集すれば良い。
そのために収集する情報を明確にしておくことが大切。

なるほど、自分の軸で面白いものとかを集めれば、自分のオリジナリティが発揮できます(^^♪

自分の仕事で必要な情報は何か、を考えて、それを基準にしておく。
私の場合だと例えば、下が基準になりそうです。

・子育て世代の母親の仕事とプライベート
・主婦にでもできる時間に縛られない社会貢献

メモの基準は箇条書き

「全部書かない。要点を抜き取る」

これにより以下が可能となります。

・情報を素早く迷わず書ける
・情報の本質をしっかりつかめる

全部書こうとすると正直面倒な点もありますし、どうやって書こうかあれこれ悩んでしまいます。
そのようなメモする本質的な部分ではないところで悩むのはもったいないですね。

「「見返す」を意識してメモする」

これ重要ですね!(^^)!
あとから気づいたことを書き足せるようにする。
これでインプットメモとアウトプットメモの橋渡しの役もできそうですね。

気づきを加える

「情報をめもするときに自分が感じた「気づき」を加える」

これもまた重要ですね。
メモは外の情報、でも気づきは自分の中から。
まさにオリジナリティの発揮!

気づき、といっても難しく考える必要はなく、まずは感想でいいとのことです!
感想程度なら思ったこと、感じたことをそのまま書けばいいだけですからね。

また著者は「「不」の気づきこそアウトプットのニーズにつながる」ということです。

「不」の出来事に触れたら、その原因は?解消するためには?を考える。
それだけでインプットと気づきの両方を出来て、アウトプットにつなげられますね。

書きながら考えることで思考に集中できる

良質なアウトプットを出せる人は「メモを大量に書きながら考えている」ということだそうです。

メモしながら、自分の思考を紙に吐き出しながら考える作業に没頭する。
確かにメモしているとそんな感じになるときありますよね!
(ただ、私は良質なアウトプットを出せない人ですが💦)

まとめ

このようにメモの技術を身に付けることで、自分らしい答えにたどり着けるようになりそうです!
早速試していきたいと思います!(^^)!

同じように考えることをテーマとしたこちらの本もご紹介しているので、ぜひご覧ください。

遅考術

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